健康と美容の味方プラセンタについて

お腹にいる赤ちゃんとお母さんをつなぐ胎盤。英語ではプラセンタといいます。胎盤は哺乳動物すべての母体が持っているもので、これによりお腹の中の赤ちゃんに十分な栄養を与えているのです。

胎盤には、胎児が発育するのに必要な栄養素すべてが含まれています。アミノ酸を始め人間の3大栄養素であるタンパク質・脂質・糖質、その他にもビタミンや核酸(細胞修復作用や新陳代謝機能アップ)、酵素(免疫力アップ)、ムコ多糖類(ヒアルロン酸)などこれらがすべて含まれていて胎児の発育を支えているのです。

プラセンタの歴史

プラセンタは、古くから傷や炎症などの自然治癒力を高めるのに有効なことが知られていて、紀元前の時代から世界各国で薬として利用されていました。

日本の医療界においては1959年から、肝硬変や乳汁分泌不全、更年期障害の治療にプラセンタ薬の処方が認められるようになっています。最近では、医療現場だけでなく美容業界においてもさまざまな効能が認められていて、サプリメントやドリンクなども多く発売されています。

プラセンタの効能

プラセンタの効果効能には、さまざまなものがあり、現在では医療と美容の現場で多く利用をされています。

主な効果としては、自律神経やホルモンバランスの調整・免疫力アップ・抗アレルギー作用強化・代謝活性・細胞の機能活性・肝機能アップ・抗酸化作用強化などがあり、これらの作用がさまざまな病気の改善に役立っているほか、美容面においても優れた効果を発揮しています。

プラセンタは哺乳類動物の胎盤から抽出をして作っていますが、ヒトの胎盤から抽出されるプラセンタは現在は医療機関のみでの処方となっています。

このため市販のサプリメントやドリンクなどは、ウマやブタの胎盤から抽出したものを利用しているのがほとんどです。摂取方法は口径摂取・注射摂取・塗布摂取の3種類になりますが、注射の場合には、医療機関での治療が必要となり、費用もかかるためサプリメントでの服用をされる方が多くなっています。

世界各国で愛用されていたプラセンタ

プラセンタの効能は、世界各国の権力者たちの間でも人気があり、中国では、泰の始皇帝がプラセンタを不老不死の妙薬として愛飲していたことや、楊貴妃が美容のために愛飲していたことが知られています。

西洋においては、クレオパトラやマリーアントワネットなどが美容や若返りを目的として愛飲していました。日本においては、江戸時代にすでにプラセンタの成分を含む飴『混元丹』がありました。滋養強壮に効く飴として知られ、加賀の三大秘薬として大変に人気があったようです。

本格的なプラセンタ療法の始まりはソ連から

プラセンタを医療の現場で利用することになったのは、1930年におこなわれた旧ソ連のフィラートフ博士の組織療法が始まりです。組織療法とは、患部に別の組織を埋め込むことで細胞を活性化させる治療内容を指し、これにプラセンタを利用したのです。

やがてプラセンタを利用した組織療法が日本にも伝わり、1950年には更年期障害と乳汁分泌不全の注射薬としてメルスモンが発売となり、以後プラセンタを利用した多くの医療薬が発売となっています。

肝機能改善薬としても活躍するプラセンタ

またこのルートとは別に稗田憲太郎博士によってもプラセンタ療法は日本に伝えられています。稗田氏は、戦前から戦中にかけて満州の医科大学で教職についた後、戦後においても負傷兵の治療を目的として満州に残ります。

そのときに、プラセンタによる組織療法を知り、関心を持ち、現地の患者に利用して多くの実績を残したと言われています。その後、1953年に帰国をした稗田氏はプラセンタを利用した肝機能改善の注射薬、ラエンネックを開発しました。ラエンネックは現在でも肝機能の改善薬として医療の現場で利用されている薬です。

このようにプラセンタの歴史は古くその効能が世界各地で知られていました。そしてプラセンタは今後も健康と美容のためにさらなる研究が進められ人々にとって有益な成分として発展していくと言われています。

痩せたい人にはプラセンタ

プラセンタにはさまざまな栄養分が豊富に含まれていますが、なかでもダイエットと関わりがあるのが成長因子です。

成長因子とは、本来私たちにも備わっている機能で、細胞の分裂や増殖などを促進する役割があります。

これにより細胞は活性をして常に新しい細胞を生み出すことになります。細胞が活性をしている体内では代謝も良く、体内の毒素や脂肪などがスムーズに排出されるので、痩せやすい体質です。

つまり、成長因子が充分な体は何もしなくても痩せられるということになります。成長因子の種類はいくつかあり、そのなかでも特に、肝細胞増殖因子と神経細胞増殖因子がダイエット効果を高めるために必要なものとして認識されています。

肝細胞増殖因子と神経細胞増殖因子とは

肝細胞増殖因子とは、字の通り肝臓の細胞を増殖して活性させる因子です。肝臓では、さまざまな毒素や老廃物の分解がおこなわれていますが、肝機能が低下をしてしまうと、分解能力が落ちてしまい毒素がいつまでも体内に残ってしまいます。

余計な毒素が溜まった体内ではそのほかの排出機能も低下をするため、本来排出されるべき脂肪などが体に残り体重増加の原因になってしまうのです。また神経細胞増殖因子は、神経細胞を増殖させ活性化させる作用があります。

これにより自立神経やホルモンバランスが良好な状態になります。自律神経などはダイエットにとってとても大切な器官で、これらの機能が低下をすると、落ち込みやすくなったりイライラしたりして、食欲の増加にもつながります。

これによりダイエットの失敗に陥ることになりますが、神経細胞が活性することで、ストレスなどによる食べ過ぎを防ぐため、効率よくダイエットができるというわけです。これらの成長因子は本来、体内でも合成をしますが、年齢を重ねるごとに減少をたどる一方となり、成人を過ぎてからの肥満は、成長因子の減少が原因とも言われています。

このため、ダイエットに有益な成長因子を体内で合成するプラセンタは、健康的に痩せやすい体を作る成分として、痩せたいと願う多くのかたに支持をされているのです。



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